飼育係が水族館の見どころを紹介します。


by hcahimejiaqu

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カテゴリ:淡水のいきもの( 96 )

タガメたち、おはよう~!

皆さん、こんにちは。
4月も下旬に入り、あっという間に桜の季節も過ぎてしましました・・・。

さて、当館で飼育しているタガメやアメンボなどの水生昆虫は、冬の間、どうしていたのでしょうか?
実は、12月頃から、ミズゴケなどの中に潜って冬越しさせていたのです。

そして、3月30日の暖かい日、ようやく長い冬を越したタガメたちを目覚めさせることにしました。

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こんな感じで、ミズゴケの中にタガメたちがゴソゴソとしています。
まだ動きがにぶくて、眠たそうですね。
ちなみに、ここにいるタガメたちは、昨年の夏に当館で繁殖させた個体たちなのです。

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この個体は大きな前足を構えて、すっかり目覚めているみたいです。
「タガメたち、おはよう~!」

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タガメをそっと手でつかんで、飼育用の水槽に移していきます。

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タガメは共食いすることがあるので、このように個室になった飼育水槽で飼育するのです。

この数日後には、餌のキンギョを食べ始めました。
これからたくさん餌を食べて、6月頃には繁殖を迎える予定です。

タガメの成虫は年中、新館2階の水生昆虫コーナーで展示しています。
ぜひ見に来てください!

(タケダ)
by hcahimejiaqu | 2017-04-22 00:00 | 淡水のいきもの

絶賛ふ化中

みなさん、こんにちは018.gif

新館のバックヤードでオヤニラミが産卵をしました。
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水槽内で立ち上げているパイプに、びっしりと二列に産みました。
本来は、水生植物の茎や流木などに産卵しますが、水槽内では流木を入れていても、
パイプを選んで産みます!
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そして、産卵した後は、卵の前でオス親が保護しながら、胸鰭で新鮮な水流を送ります。
まさにイクメンですね003.gif
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これは、産卵後2週間ほど経過したところです。
卵から尾部が出ているのが分かりますか?まさに今出ようとしています!
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ふ化したばかりのオヤニラミ!049.gif
親とは体形が全く違います。
まだ、お腹には卵黄が付いており、ヒレの発達が未熟で速く泳げません。
成長して、みなさんの前に展示する日が楽しみです。

ヨシダ







by hcahimejiaqu | 2017-03-11 19:01 | 淡水のいきもの

春のあしおと

みなさん、こんにちは018.gif
ようやく少し暖かい日も増えてきましたね。
もうすぐ訪れる春を感じます。
そこで、今日は春の七草について書きたいと思います。

春の七草とは、
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)のことを言います。
昔から、春の七草はお正月過ぎに七草粥として食べる風習があり、
また、短歌にも登場することから日本人となじみが深い植物です。
七草粥を食べたことがある方も多いことでしょう003.gif
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散歩や通勤の途中などで探してみると見つかるかもしれませんよ。

ヨシダ

by hcahimejiaqu | 2017-03-04 17:00 | 淡水のいきもの

そっくりだけど違うお魚

みなさん、こんにちは。
今日ご紹介するのは淡水魚の中では
フナやコイなどについで
この辺りの川でよく目にするお魚です。
その名は…
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カワムツです。
西日本の河川中上流域で採集するとよく目にする
このカワムツというお魚は『ハヤ』や『ムツ』などと
呼ばれており、知っている方も多いのではないでしょうか?

実はこのカワムツにそっくりなお魚がいるんです。
その名も…
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ヌマムツと言います。
ヌマムツは西日本の河川などで見かけますが、
カワムツよりは少ないです。
ぱっと見、どこが違うの?
と思われる方がほとんどだと思います。
それもそのはず、このヌマムツというお魚は
少し前までカワムツと同種だと思われていました。

しかし研究が進む中で、違うお魚だとわかったのです。
写真を見比べて頂くとヌマムツの方が顔がシュッとしていて
鱗も細かいのできらきらと輝いて見えます!
カワムツとヌマムツ、似ているけれど違うお魚を
見分けられるようになると魚を見ているのが
楽しくなります。
カワムツもヌマムツも新館1階の水槽に展示しております。
ぜひみなさんも図鑑を片手に
水槽の前で魚を見比べてみてくださいね。

トクダ
by hcahimejiaqu | 2017-02-21 00:00 | 淡水のいきもの

剣がある魚

今日ご紹介するのは、この魚!
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いかがでしょうか?
尾びれの一部が剣のように伸びています!003.gif
この剣のような尾びれから、グリーンソードテールという名前が付いています。
もともと日本にいた魚ではありませんが、沖縄県に定着している外来種です。
写真のように尾びれが伸びているのはオスで、メスはこのように伸びません。
長い尾びれが泳ぐのに邪魔じゃないのか気になりますね!
現在グリーンソードテールは新館2階「生きものたちの不思議な生態コーナー」で展示しています049.gif

ヨシダ


by hcahimejiaqu | 2017-02-20 18:45 | 淡水のいきもの

水族館ならでは

みなさん、こんにちは。
ここ最近、水族館で水槽をのぞいていると
恋をしている魚たちがたくさん!
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新館2階の希少淡水魚コーナーにいる
ミナミアカヒレタビラというお魚や
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新館2階身近な生き物コーナーにいる
タイリクバラタナゴというお魚も

普段はもっと地味な色をしているのですが、
みんな恋の気分になっているようで
体の色がカラフルになっています。

どちらもタナゴの仲間で、本来は冬ではなく
春から産卵期を迎えるのですが
水族館では水が温かいおかげで
少し早い春を迎えているようです。

一部の魚たちは恋をする際に体の色を派手に変化します。
この色のことを婚姻色(こんいんしょく)と言います。
魚の種類によっていろんな色になります。
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頑張って恋を成就させる気満々のミナミアカヒレタビラくん!
婚姻色の出た魚を見ることができる期間は限られているので
みなさんぜひ水族館に足を運んでくださいね。

トクダ
by hcahimejiaqu | 2017-02-13 17:30 | 淡水のいきもの

縁起物

みなさんこんにちは。
先日は水族館の屋上ビオトープに
ニホンアカガエルが産卵にやってきたことを
竹田さんがブログで紹介してくれました。
そのビオトープで育ったある植物を現在
新館2階の身近水槽横に展示しています。
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水槽の間にちょこっと置いています。
これはクワイという植物です。
みなさんご存知でしょうか?
お正月の御節で縁起物として入れられている食べ物です。

去年の秋頃のお話になりますが
屋上ビオトープで立派に育ち、収穫していたのです。
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私達がしっているクワイとは全然違いますね。
私達がよく目にする部分とは…
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泥の中をほりほり…モグラのようです。
するとこんなに泥の中から出てきました。
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実は私達が食べているクワイは球根部分なんです。
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ほふく茎と呼ばれる茎の先にできているのですね。
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なかなか目にすることがありませんが
今年も夏にビオトープで観察することができる(はず!)ですので
みなさんぜひ見に来てくださいね。

トクダ
by hcahimejiaqu | 2017-02-05 18:00 | 淡水のいきもの

洞窟に棲んでます!

みなさん、こんにちは003.gif

今日ご紹介するのは、この魚です!

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ブラインドケーブ・カラシンという名前の淡水魚です018.gif
聞いたことない方も多いことと思います。
実はこの魚は、洞窟に棲んでいるため目が退化しています。
しかし、側線器官(感覚器官のひとつ)が発達しているため、壁などの障害物にぶつからずに泳ぐことができます。
観察すると分かりますが、ほとんど常に水槽内を動き回っています。
そして、餌を与えると反応して遊泳速度が速くなります!049.gif
現在、新館2階の「生きものたちの不思議な生態コーナー」にて展示しています!

ヨシダ


by hcahimejiaqu | 2017-02-04 19:11 | 淡水のいきもの

氷の柱

それは姫路市の最低気温が
マイナスを記録したある日のこと。

朝の見回りをしていると…
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淡水カメプールの陸場が白い。
雪は降ってないのにな~と
白い地面を歩くとパリパリっと音が!
おお!なんだこれ!と、よく見てみると
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土が浮いている!

もっと近づいてよく見てみると
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氷の柱がたくさん!
きれいで見惚れていると
大先輩のS飼育係が
「それは霜柱っていうんやで。
昔よく踏んで遊んだわ。」と
教えて下さいました。

土の中の水分が地面に染み出してできる
氷の柱のことだそうです。
霜とはまたちがう自然現象なんですね。
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日が昇りしばらくすると溶けてしまっていましたが
寒さが作り出す造形はまた一段と美しいものですね!
みなさんも冬だけの楽しみを探してみてくださいね。

トクダ
by hcahimejiaqu | 2017-01-28 17:00 | 淡水のいきもの

大きな口の魚

みなさん、こんにちは003.gif
一段と寒い日が続きますね。
自転車通勤の私には つらい季節です008.gif

さて、今日紹介するのは この魚です。

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オオクチバスという淡水魚です。
ブラックバスという名前で呼ばれており、とても有名です。
聞いたことがある方も多いことと思います049.gif
アメリカ、メキシコが原産の魚ですが、日本各地の湖や河川に定着し、
元々日本にいた生き物(在来種)を捕食する等の問題が起きています。
現在は、特定外来生物に指定されていますので、飼ったり、生きたまま運ぶのには規制がかかっています!
地域にいた生きものを保全しようという考えから、積極的に駆除している地域もあります。

ヨシダ

by hcahimejiaqu | 2017-01-21 19:06 | 淡水のいきもの

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